濡れた翼

休日の午後、まったく違う事をやっていた。
それでも何故か農道を走っている。青い田んぼの風景は疲れを癒してくれる。
少し立ち止まってチュウサギを見ていると、離れた所である程度歳のいった夫婦が
双眼鏡越しになにやら一生懸命覗いていた。
なんだろうとこちらも覗くと、その視線の先に黒い明らかに猛禽らしき者が杭に止まっていた。
その夫婦は満足したのか、他の方向へ歩き出した。 と同時に「チャンス!」とばかりに
車を走らせ、そこへついた・・・ そこには狩りの後なのか、オオタカが濡れた翼を乾かしていた。
僕は比較的に冷静に車をブラインド代わりにし、600ミリを手持ちでシャッターを切った。
ある程度近寄ってもヤッパリ猛禽だ。ビクともしない。
それどころか、「オゥ、何見てんだ」くらいの形相でこちらを睨みつけている。
マジで襲われるのと違うだろうか?なんて思いも少し思いながら、間合いを詰める。
しかし、さすがに20メートルを切った所で飛んで行ってしまった。
さっきまで緊張に包まれていた田園風景がまた静けさを取り戻した。
まったく何処で何にあうか解らない。奴が飛び去った後、急に胃がキリキリしてきた。
平然とシャッターを切っていたけど、やっぱり緊張していたんだな・・・
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オオタカ7/24撮影
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  by koichi_78 | 2005-07-25 17:50 | ワシ・タカ・フクロウ

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