Miyake2008

噴火後8年。 島の所々にその痕跡は残るが、やっぱりバードアイランドには沢山の鳥達が待っていた・・・
今回メインの鳥「アカコッコ」も、噂どおり道路でよく見かける。しかし意外に警戒心が強い。
森に入ると、イイジマムシクイの囀りのシャワー、それに負けじとモスケミソサザイの大きな声。
その両者に遠慮がちに時折「ヒン、カラカラカラ~」と綺麗な声はタネコマドリ。
ほとんどを田んぼや干潟、港に通う者にとっては、とても新鮮だ。しかし良い事だけではない。
木からぶら下がるかなりの数の「尺取虫」。この辺が苦手な人はパニクるだろうからご注意を・・・
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アカコッコ 成鳥雄 Izu Thrush Adult-male (23/May/2008)

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アカコッコ 成鳥雌? Izu Thrush Adult-female? (23/May/2008)

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カラスバト Japanese Wood Pigeon (22/May/2008)



もちろん探鳥だけではなく、周囲30数キロの道程をレンタカーでゆく事に・・・
その間印象的だったのは、何事も無かったかのように生活感のある地域を抜けた後、立ち枯れした木々に屋根と軸だけになった家屋。その傍らには恐らく動かしては無いであろう、埃の被った自家用車。
未だ島に帰れぬ島民も少なくないようだ。場所によって明暗を明けてしまった噴火の傷跡。運と言ってはそれまでなのかもしれないが、ここら辺は本当に自然災害の恐ろしさを感じさせられる。
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アマツバメ Fork-tailed Swift (23/May/2008)

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亜種シチトウメジロ Japanese White-eye (23/May/2008)

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亜種オーストンヤマガラ Varied Tit (P.v.owstoni) (23/May/2008)

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亜種タネコマドリ Japanese Robin (E.a.tanensis) (23/May/2008)

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亜種モスケミソサザイ Winter Wren (T.t.mosukei) (24/May/2008)



島の時間はゆっくりと流れる・・・  
朝はホトトギスに起こされ、ウチヤマセンニュウを見に行く。十分に堪能した後、鳥達の供宴を楽しみに森へと・・・   腹の虫も騒ぎ出し、もう昼かと時計を見るもまだ朝の9時過ぎ。 
陽の傾きもままならぬ森の中での時の経過・・・「森時間」も手伝ってか昼までは長い・・・
しかし午後は警戒心の強いアカコッコに手こずってしまい、日没まで短く感じた・・・。

勿論変り種にはそうお目にかかれないと思うが、島ならではの希少種達全てをカメラに収めるのは二日ぐらいじゃ結構きつい。だけど、幸い?にして「アカコッコ館」以外で、ウォッチャーやカメラマンと会わなかった事は、理想的な探鳥が楽しめた。
東京から船で約7時間で行ける、異次元空間は海も山も楽しめる野鳥の楽園。

何処にいても聞けたイイジマムシクイの声も、今は記憶の中で響いている・・・。
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ツミ Japanese Sparrowhawk (24/May/2008)

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ウチヤマセンニュウ Styan's Grasshopper Warbler (24/May/2008)

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イイジマムシクイ Iijima's Leaf Warbler (23/May/2008)
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  by koichi_78 | 2008-05-27 18:44 | その他の野鳥

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