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25時間の旅

少し前から予定を立てていた東北への旅。
金曜日午後9時に目的の地へと車を走らせた・・・

700キロを少し欠く長距離。日付の替わった早朝に無事目的地についた。
西の空にはまだ細い三日月が残っており、ぼんやりと見える風景の中を小さな川が
流れていた。  
そしてその川面には白い姿達が薄っすらと浮かびあがって見えていた・・・
静かに川へ近づくと、まばらな葦越しにその姿が見えた。
姿こそ他のもの達と違いは無いが、顔を見るとすぐに判った。

キラキラと朝日を反射させ、小さな波を作りながら泳ぐ姿はとても優雅に見えた。
その姿を私は朝食もとらず、数時間見入っていた。

一体どのような経緯があってこの地に降りたったのであろうか、それは彼のみぞ知る
が無事元の場所へ帰って貰いたい。
先週のオガワコマドリの喧騒とは打って変わって、こちらは私達数人と温かく見守る
地元の人達と静かな時間が過ぎていた・・・
国内でも数例目と言う貴重な体験をさせてくれた彼に感謝し、この地を後にした・・・

帰りの車の中寝不足と疲労が今日の出会いを遠い記憶へさせようとしていた頃、
やっと出発地へ戻ってきた。  
時計は午後10時を指し、丁度出発してから25時間の短い旅が終了した。

そして遅い目覚めの日曜日、今その余韻に浸っている・・・。
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ナキハクチョウ Trumpeter Swan(06/02/25撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-26 16:32 | ガン・カモ

次の出会い

早朝から激震の走った日曜日の昼下がり。オガワコマドリには十分堪能させてもらい、
次の出会いへと車を走らせた・・・
直線距離にして200キロはあろうか次の現場。それでも2時間弱で無事到着した。
目的の鳥にもすぐ会うことが出来たが天気が今一。今にも降ってきそうな空模様の中で
の撮影となった。

午前の部とは打って変わってこちらは人気の無い休日の港。居るのは私と野良犬と
小さな港に浮かぶ彼だけだった・・・
それでもここら辺ではそう滅多にお会い出来る者ではないので、出会いに感謝しつつ
高ぶっていた気持ちを冷たい海風がクールダウンさせてくれた頃、帰路へとついた・・・
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ハシジロアビ(06/02/19撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-21 17:15 | 海鳥

ブルーとオレンジ

曇った一日の始まりは、なかなか視界を広げてはくれなかった・・・
それでも徐々に明るくなってはきたが、相変わらず枯れた葦の間に覗く水面は空と同じ
グレーを写していた。

少し経つとその葦と葦の間に何かがサァッと横切った。 そしてサッサッサッと中から横
たわった葦の上をスキップして姿を現してくれた。
冬の色を残した葦原では彼の決して派手ではないブルーとオレンジのマークが静かに
何かを主張していた・・・またその正面と後の姿の違いがとても印象的だった・・・

暫く彼に夢中になっていると、何時しか空から雲がとれ薄い陽射しを落としていた。
鮮やかなブルーとオレンジにかわった頃また何処かで再開できる事を願いつつ     
次の地へと急いだ・・・
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オガワコマドリ(06/02/19撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-20 15:42 | その他

耳を澄ますと

耳を澄ますと、「カッサッ、カッサッ」と僅かに聞こえる。
乾いた落ち葉の音は消せないのだろう。姿は見えないがいる所は想像がついた・・・
音の聞こえる方にレンズを向けていると、林の中から長めの歩幅でユックリと現れた。
こちらを気にする様でもなく、同じ歩幅で平行に移動してゆく。
一応警戒はしているのだろう、尾を上に立てながら餌を探す為に時折立ち止まり
落ち葉を裏返す。
そんな行動を暫く繰り返し、再び暗い林の中へ消えていった・・・
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シロハラクイナ(06/02/10撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-11 22:36 | その他

嫌な予感

嫌な予感はしていた・・・
さすがに-15℃の中での撮影はある程度予測はしていた。  ダウンジャケットに防寒ブーツ中でも一番寒さにこたえ又カメラの操作に重要な手。 薄手の手袋の上にチョッときつめだけど更に厚手の物を着用し、後はどんな鳥でも良いから出てこないかと寒さに耐えながら待つ。

しばらく待つと出てきたのは予想もしていなかった鳥だった。 2週間前ぐらいに確認されたみたいだがそれ以降出ていなかった為少し慌てていたのだろう、厚手の手袋を取ろうとするが上手くいかない。
何時飛んでいってしまうか解らないので厚手の手袋をしたままシャッターをきろうとした。ところが二重にしている手袋でのカメラ操作はとてもしずらく、そうこうしている間に20メートル位にいた鳥がどんどん遠ざかってしまう・・・  オマケにファインダー接眼部に息をかけ曇らせてしまい、まったく鳥が何処にいるかわからない状態になってしまった。 それでも仕方なく適当にシャッターをきった。

多分チャンスは十数秒だったであろう、案の定鳥は遠くへ消えていってしまった・・・。
痛恨のミスを自責の念に駆られながらもダメモトで数枚撮った画像をチェックすると 一枚だけ後姿だがその鳥の特徴の一つである冠羽が何とかわかる証拠写真が残った。
以降この失敗を教訓に次に生かせればよいのだけれど・・・
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ハマヒバリ(06/02/04撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-06 19:07 | その他

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