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タダより安い

ムクドリと言っても色んな奴がーいますね。
頭にコがつく奴から銀、カラ、星、シベリア、ばら色、はてはミドリカラスモドキなんてのも・・・
住んでる場所にもよりますが、コ以外は普通どれに会いに行くにもお金がかかります。
でも「タダ」ってー奴はどうなんでしょう?
タダより安いものは無いといいますがー安すぎても困ります。
ただ安いと言って見向きもしないと、後悔する時も・・・
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ホシムクドリ
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  by koichi_78 | 2006-03-27 21:34 | その他

船の旅

早朝僕の目の前には空と海、そしてそれを分ける水平線が広がっていた・・・
以前から計画をしていた海での野鳥達との出会いを求めて僕らはフェリー
に乗り込んでいたのだ。

深夜茨城県大洗を出て約20時間かけて北海道苫小牧に到着し、数時間滞在し
再びトンボがえりで大洗へ戻ってくるという、なんともユニークな二泊二日の船の
旅である。

もう少しだけ寝ていたかった寝ぼけマナコをこすりながらもデッキに立ち
まだ見ぬ鳥達との出会いを思う為か自然と双眼鏡を持つ手に力が入る。
だが、その興奮を心地の良いユックリとした船の揺れと爽やかな海風が少しだけ
鎮めてくれた・・・
それでも洋上を漂うウミネコを見て少し慌ててしまった事は自分の事ながら思わず
笑ってしまった・・・

遠くに霞んで見える陸地と流れる雲、太陽の位置が変わる以外何も変化が見られな
い海、しかしその紺碧のステージには次々と鳥達が現れてくる。

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ミツユビカモメ
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ハシブトウミガラス
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エトロフウミスズメの帯

ミツユビカモメが沢山いるかと思っていたら、いつのまにかオオミズナギドリの優雅な舞に
変わってゆき、更にハシブトウミガラスがポツンポツンと浮かんできた。
そして何やら洋上に一筋の帯が見えてきた。エトロフウミスズメの群れだ。
帯は波を打ちながら遠くへ消えていった・・・

ある程度自分から出会いに行ける陸での探鳥も勿論楽しいが、出会い頭での航路での
探鳥はより一層にかきたてるものがある。
特に今回僕はアホウドリ類に会いたかった。あの鋭く長い羽の長さに対して体の大きさ
のバランスがとても格好が良く思えて仕方が無い。
頭の中ではその優雅な飛翔シーンがリピートされいた・・・

夢中になっていたが、西の海面が眩しく光って行き、次第に色を失ってきた。
朝5時から夕方の5時までの12時間、トイレ以外はずっと海を見ていた往路も無事終了し、
苫小牧へ着いた。
色々なシーンを思い返しながら夕食をとり、再び同じ船に乗り込み復路の眠りについた・・・



日付の替わったまだ暗い朝。 再びデッキへ出て双眼鏡を覗き込む。一昨日の天気予報では
ぐずつくとの事だったが、海には船の影が写っていた。  だが次第に視界が霧の中へ・・・
晴れた空と雲海のように広がる霧は、まるで空の上にいるかのような錯覚におとされる。

しかし霧で視界が悪いのは私達だけでは無いようだ。突然現れた船に驚き逃惑うエトロフウミ
スズメ達は、昨日よりも近くで観察できた。またその群れの中には珍しいシラヒゲウミスズメも混じっていた。
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エトロフウミスズメ
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シラヒゲウミスズメ
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シラヒゲウミスズメ(右の個体の下尾筒に注目)


霧も晴れた頃遠くのセグロカモメの群れに何やら大きなヤツが・・・それが初めて出会う
クロアシアホウドリだった。 しかし遠い。 ダメモトでシャッターをきったが・・・・
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セグロカモメとクロアシアホウドリ

再びチャンスをと思っていたが、海面に白い波が立ちはじめ風が強くなってきた。船の揺れは
それ程でもないが飛沫が凄くなり、双眼鏡がすぐに潮で見えなくなる状態に・・・
それでも僕らは残り少ない時間を惜しみデッキに立っていた。
そんな荒れた海だからなのか幸運にもただの?アホウドリにも会う事が出来た。 しかし残念
ながら西の強烈な逆光の中に消えていってしまった・・・
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波間を漂うトウゾクカモメ


日没も間もない頃、突然僕の双眼鏡の視界の中に飛び込んできたクロアシアホウドリの姿が
最高のフィナーレとなった・・・  ただ比較的近くを飛んでくれた姿を写真に収められなかった
事が今でも悔しいが、記憶の中にはしっかりと焼きついた。 事に・・・

無事港に着き、帰りの車の中で一言 「さぁ次は何処の海へ行こうか・・・」。
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  by koichi_78 | 2006-03-22 20:58 | 海鳥

当りクジ

早朝、車に乗り込もうとすると屋根に雪が積もっていた。
そういえば夕べ季節が春に移ろうと なごり雪を落としていたんだ・・・

一転今日は良い天気に。こんな日はあては無いが漁港巡りが面白い。
ハズレが多いが期待を込めてハンドルを握る。

しばらく走るとフロントガラス越しに魚港が見えてきた。 
すると船と船の間から覗く視界に何かがポツンと・・・アビだ。
それほど珍しくは無いが、かと言っていつでも会える事も多くは無い。
当たりクジを引いたような小さな嬉しさが沸いてきた・・・
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上下ともアビ成鳥冬羽(06/03/04撮影)


こうなると漁港巡りは楽しくなる。普段寄らない所もくまなく探索。
しかし後は空クジばかり・・・
昼も近くなり諦めかけた頃、2回目の当たりがやってきた。
今度はオオハムとクロガモが迎えてくれた。なんと幸運な・・・

暖かな陽気の中撮影も一段落して船着場のコンクリートに腰をおろした。
そして両手を地面につけると、暖かさが伝わってきた。 
海の季節感は山ほど顕著ではないがちょっとした春を感じた。

そして3度目の当たりを引きに 僕は窓を半分だけ下げて車を走らせた・・・
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上下ともクロガモ(06/03/04撮影)

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上下ともシロエリオオハム冬羽(06/03/04撮影)
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  by koichi_78 | 2006-03-06 20:48 | 海鳥

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