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冬の装い

数日を残すだけになってしまった9月。さすがに半袖シャツだけでフィールドを歩くには風が冷たく感じる。もう上着の必要な季節になってしまっていた・・・
干潟の鳥達もどうやら同じようだ。もちろん全ての者ではないが、一ヶ月ほど前にやってきていたキリアイの幼鳥も、いつの間にか冬の装いに換わっていた。
相変わらず警戒心の薄さのおかげでじっくり観察できたが、なんとか無事越冬地に渡って行って来春またこの地を訪れてほしいものだ。
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キリアイ 第1回冬羽(上記3枚同個体) 
Broad-billed Sandpiper 1st-winter (27/Sep/2007) 

ちなみにほぼ一ヶ月前のキリアイ幼鳥(上記とは別個体)
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キリアイ 幼鳥 Broad-billed Sandpiper Juvenile (22/Aug/2007)
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  by koichi_78 | 2007-09-28 19:01 | シギ・チドリ・ジシギ

ハシブト

しかし本当に今期ハシブトアジサシはよく出てくれた。しかも冬羽だけではなく、夏羽も見せてくれて・・・
残念なのは脚の短いアジサシにお目にかかれなかった事か・・・結構通ったんだが・・・。
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ハシブトアジサシ 冬羽  Gull-billed Tern non-breeding (15/Sep/2007)
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  by koichi_78 | 2007-09-23 21:06 | カモメ・アジサシ

机上で想う海・・・  Vol.3

旅の記を文字にすることはとても難しい。
しかし言葉にはできなくとも頭の中には記憶として、断片的な静止画の様な残像がいくつも残っている。

その中でもカツオドリにあっては、そのシーンを多く思い出す事ができる。
ほとんどのミズナギドリ類は船首から現れ、後方へとアッと言う間に消えてしまってしまうが
カツオドリ達は違う。彼らは船に驚いて飛び立つトビウオを目的に、しばらく船についてくる。
そう、船を狩の道具として利用しているのだ。一体誰に教わるのだろうか?

狩のしかたも種によって違い、ただのカツオドリは魚を見つけると上空から一直線に海に飛び込む。 また見る機会は少ないが、アカアシカツオドリは海面をすくう様に魚を捕らえていた。

今回それを初めて見た時には、食い入るように見ていた。だけどあまりにも見る機会が増えてくると段々飽きてきてしまう。また、そちらばかりに気をとられていると、意外と近くをシロハラミズナギドリなんかが飛んだりするので油断ができないのだ。

そんな彼らもある海域を過ぎると、パタッと姿が見えなくなってしまった。
見えなくなってしまうと寂しいものだ・・・いつかまたあの豪快にトビウオに襲いかかる姿を目にしたい・・・。
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カツオドリ 雄の成鳥 Brown Booby Adult male (09/Sep/2007)
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カツオドリ 成鳥(左側が雌、右側が雄) Brown Booby Adult (09/Sep/2007)
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カツオドリ 雌の成鳥 Brown Booby Adult female (10/Sep/2007)

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アカアシカツオドリ 成鳥 Red-footed Booby Adult (10/Sep/2007)
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アカアシカツオドリ 亜成鳥 Red-footed Booby Immature (10/Sep/2007)
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アカアシカツオドリ 亜成鳥 Red-footed Booby Immature (10/Sep/2007)


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アオツラカツオドリ 成鳥 Masked Booby Adult (10/Sep/2007)
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  by koichi_78 | 2007-09-21 12:15 | 海鳥

机上で想う海・・・ Vol.2

船上での鳥見は集中力と体力勝負が結果を左右する。 それともちろん観察する場所もしかり。
撮影に至っては、順光重視が考えられるが、右舷と左舷で出る鳥が違う場合が多々ある。
最大は運であろうか・・・
あとは鳥を知らないと楽しみは半減してしまうだろう。何が普通に見られて、何が珍しいのかが判らず
後で後悔する事に・・・
鳥が出現してもチャンスは長くて数十秒。見るだけならともかく撮影するには海上を飛ぶ鳥を素早くカメラ
のファインダーに入れないと・・・これが大変で綺麗な青い海面がかえって鳥たちの存在を消してしまう。
ここら辺は日ごろの鍛錬がかなり必要だ・・・

しかし一般の旅人から見て、我々はどのように思われたのだろう?
日の出前から日没までずーっとデッキにへばりつく集団達。時折ひびく歓声や、見れなかった落胆の声・・・
カップラーメン片手に覗く双眼鏡やバズーカ砲のようなレンズのついたカメラ・・・
異質なんて所はとっくに通り越していただろう・・・。

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クロアジサシ Brown Noddy (10/Sep/2007)

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なかなか姿を現してくれないヒメクロアジサシ Black Noddy (10/Sep/2007)

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左ヒメクロアジサシ、右クロアジサシ  ヒメクロのほうが一回り小さいようだ
Black Noddy,Brown Noddy (10/Sep/2007)
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  by koichi_78 | 2007-09-16 09:57 | カモメ・アジサシ

机上で想う海・・・  Vol.1

旅は終わってしまうとその記憶は忘却の彼方へと流れて行ってしまうのだろうか?
あれだけ楽しみにしていた船の旅もそれが現実だったのか、どうも実感がわいてこなかった・・・

港に船が接岸し、タラップを降りた瞬間旅は終わり、無事に帰ってこれた安堵感と疲労感だけで後は自宅へとやけに無口になったその足どりは重い・・・ 
やっぱり相当疲れていたんだろう、4泊5日の行程のうち3日間強トータル約77時間もの間、海の上にいたのだから・・・

しかし、帰ってきてから二日たって、今こうして想いおこすと聞こえてくる。
船が海を静かに切り開く波の音・・・
そして幾重もの波と何色ものブルー・・・
船上での天の川。
空よりも広い海。そして初めて目にする小さな島々・・・

今はその経験した財産を、撮影してきた鳥達と共に深く記憶に刻んでいる・・・。

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比較的船に近づいてくれる(上2枚)
オナガミズナギドリ(淡色型) Wedge-tailed Shearwater (09/Sep/2007)


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翼上面に浮かぶM字型の帯もさることながら、翼下面の白と黒のコントラストがとても綺麗だ(上2枚)
シロハラミズナギドリ Bonin Petrel (10/Sep/2007)  


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波間をヒラヒラと消えてゆく
アナドリ Bulwer's Petrel (10/Sep/2007)
 
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  by koichi_78 | 2007-09-14 16:59 | 海鳥

いつものコース

長期滞在をしてくれているヘラシギに賑わう干潟も良いが、やはり新しい出会いを求め
いつものコースへと出かけてみた・・・
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おそらく中国でつけられたのであろう白黒フラッグをつけた、夏羽から冬羽に換羽中のミユビシギ 
Sanderling   Adult moulting to winter (01/Sep/2007)

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鉛色の海と空の境界線上を、北東の風に乗りながら南下して行くチュウシャクシギの群れ。 2~30分の間に500羽以上流れていった・・・
Whimbrel (01/Sep/2007)

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最初の印象は脚が長くヨーロッパトウネンかと思ったが、体の特徴からトウネンと・・・しかしどこ産のトウネンだろうか?
Red-necked Stint Adult moulting to winter (01/Sep/2007)

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何処で生まれたのだろうか? セイタカシギの幼鳥
Black-winged Stilt juvenile (01/Sep/2007)

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来年、綺麗な夏羽になって戻ってきてほしいアカアシシギの幼鳥
Redshank juvenaile (01/Sep/2007)

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ちょっと調子の悪いアカエリヒレアシシギ、鼻溝付近の膨らみも気になる・・・夏羽から冬羽に換羽中
Red-necked phalarope (01/Sep/2007)

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抜き足差し足で餌を探す冬羽に換羽中のハジロコチドリ
Ringed Plover moulting to winter (01/Sep/2007)

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四羽で寄り添うように餌を採っていたオグロシギの幼鳥
Black-tailed Godwit juvenile (02/Sep/2007)

   
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  by koichi_78 | 2007-09-03 18:13 | シギ・チドリ・ジシギ

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