カテゴリ:海鳥( 118 )

 

再び船の旅

早朝3:30携帯から流れるホトトギスのアラームを消し、撮影道具一式のリュックを背負い
ふらつきながらデッキへとスチールドアを開けた。
そこには心地の良い風とは裏腹に水平線のハッキリしない海と空が広がっていた・・・

前回の楽しかった思いもあり季節も変わった今、まだ会った事の無い海鳥達に会えない
ものかと、急遽大洗から苫小牧へとフェリーに乗りこんでいたのだ。
結果行きの天気は雨こそ降らなかったが、曇り空とガスには少々参った。それでも予想通
りいろんな鳥達に出会う事ができた。
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コアホウドリ Laysan Albatross(06/06/24撮影)
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クロアシアホウドリ Black-footed Albatross (06/06/24撮影)
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オオトウゾクカモメ South Polar Skua (06/06/24撮影)
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フルマカモメ Northern Fulmar (06/06/24撮影)
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コシジロウミツバメ Leach's Storm-petrel (06/06/24撮影)
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ハイイロウミツバメ Fork-tailed Storm-petrel (06/06/24撮影)

今回は金曜の夕方出発だったので苫小牧には午後1:30に着く。ここで時間を使わない事
は無い、スペシャルオプションへと急遽レンタカーを借りてある場所へ・・・(詳細は別な時に)
短時間で仕事を終えて、遅い北海道の日没をウトナイ湖の湖畔で向かえ、再びフェリーター
ミナルへと向かった。
途中コンビニで夜食をと車を降りると、大きな声で夜だというのにエゾセンニュウが鳴いていた。     残念だったのはその姿をとうとう探す事が出来なかった・・・

船に乗った翌朝、少し寝坊をして朝4:30にデッキに立った。今回の最大の願いは前回一瞬
だけ見れたアホウドリを撮影する事だった。 そしてそれは急に訪れた、夕べ会ったベルギー人のべトゥというバーダーと一緒に図鑑を見ていると、妻が「なんかでかいのが来たよ!」
と自信なく言った。
すかさずべトゥと二人で双眼鏡を覗くと彼は「ショーッテイル??オーマイ!」と言って身長190cmはあろうか巨体で飛び跳ねて喜んでいた。 彼も今回どうしてもアホウドリが見たか
ったらしくて、それも図鑑を見て言っていた矢先だったのでこっちも泡を食ってしまった。
あのデカイ奴が顔を真っ赤にして少年の様に喜ぶ姿は今でも頭に浮かんでくる。

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若いアホウドリ Short-tailed Albatross (Immature) (06/06/25撮影)
こうして僕自身目的も果たす事ができ、べトゥの初アホウドリにも立ち会う事ができ無事大
洗港へと接岸した。

13時間殆ど一緒にいたべトゥと別れを惜しみつつ、よくもまぁそんな時間ズーッとデッキに
出ていたものだと考えながらも、次は「小笠原」いやとりあえず「八丈」あたりでと思いながら
帰路へとハンドルを握った・・・。
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  by koichi_78 | 2006-06-26 22:15 | 海鳥

船の旅

早朝僕の目の前には空と海、そしてそれを分ける水平線が広がっていた・・・
以前から計画をしていた海での野鳥達との出会いを求めて僕らはフェリー
に乗り込んでいたのだ。

深夜茨城県大洗を出て約20時間かけて北海道苫小牧に到着し、数時間滞在し
再びトンボがえりで大洗へ戻ってくるという、なんともユニークな二泊二日の船の
旅である。

もう少しだけ寝ていたかった寝ぼけマナコをこすりながらもデッキに立ち
まだ見ぬ鳥達との出会いを思う為か自然と双眼鏡を持つ手に力が入る。
だが、その興奮を心地の良いユックリとした船の揺れと爽やかな海風が少しだけ
鎮めてくれた・・・
それでも洋上を漂うウミネコを見て少し慌ててしまった事は自分の事ながら思わず
笑ってしまった・・・

遠くに霞んで見える陸地と流れる雲、太陽の位置が変わる以外何も変化が見られな
い海、しかしその紺碧のステージには次々と鳥達が現れてくる。

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ミツユビカモメ
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ハシブトウミガラス
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エトロフウミスズメの帯

ミツユビカモメが沢山いるかと思っていたら、いつのまにかオオミズナギドリの優雅な舞に
変わってゆき、更にハシブトウミガラスがポツンポツンと浮かんできた。
そして何やら洋上に一筋の帯が見えてきた。エトロフウミスズメの群れだ。
帯は波を打ちながら遠くへ消えていった・・・

ある程度自分から出会いに行ける陸での探鳥も勿論楽しいが、出会い頭での航路での
探鳥はより一層にかきたてるものがある。
特に今回僕はアホウドリ類に会いたかった。あの鋭く長い羽の長さに対して体の大きさ
のバランスがとても格好が良く思えて仕方が無い。
頭の中ではその優雅な飛翔シーンがリピートされいた・・・

夢中になっていたが、西の海面が眩しく光って行き、次第に色を失ってきた。
朝5時から夕方の5時までの12時間、トイレ以外はずっと海を見ていた往路も無事終了し、
苫小牧へ着いた。
色々なシーンを思い返しながら夕食をとり、再び同じ船に乗り込み復路の眠りについた・・・



日付の替わったまだ暗い朝。 再びデッキへ出て双眼鏡を覗き込む。一昨日の天気予報では
ぐずつくとの事だったが、海には船の影が写っていた。  だが次第に視界が霧の中へ・・・
晴れた空と雲海のように広がる霧は、まるで空の上にいるかのような錯覚におとされる。

しかし霧で視界が悪いのは私達だけでは無いようだ。突然現れた船に驚き逃惑うエトロフウミ
スズメ達は、昨日よりも近くで観察できた。またその群れの中には珍しいシラヒゲウミスズメも混じっていた。
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エトロフウミスズメ
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シラヒゲウミスズメ
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シラヒゲウミスズメ(右の個体の下尾筒に注目)


霧も晴れた頃遠くのセグロカモメの群れに何やら大きなヤツが・・・それが初めて出会う
クロアシアホウドリだった。 しかし遠い。 ダメモトでシャッターをきったが・・・・
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セグロカモメとクロアシアホウドリ

再びチャンスをと思っていたが、海面に白い波が立ちはじめ風が強くなってきた。船の揺れは
それ程でもないが飛沫が凄くなり、双眼鏡がすぐに潮で見えなくなる状態に・・・
それでも僕らは残り少ない時間を惜しみデッキに立っていた。
そんな荒れた海だからなのか幸運にもただの?アホウドリにも会う事が出来た。 しかし残念
ながら西の強烈な逆光の中に消えていってしまった・・・
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波間を漂うトウゾクカモメ


日没も間もない頃、突然僕の双眼鏡の視界の中に飛び込んできたクロアシアホウドリの姿が
最高のフィナーレとなった・・・  ただ比較的近くを飛んでくれた姿を写真に収められなかった
事が今でも悔しいが、記憶の中にはしっかりと焼きついた。 事に・・・

無事港に着き、帰りの車の中で一言 「さぁ次は何処の海へ行こうか・・・」。
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  by koichi_78 | 2006-03-22 20:58 | 海鳥

当りクジ

早朝、車に乗り込もうとすると屋根に雪が積もっていた。
そういえば夕べ季節が春に移ろうと なごり雪を落としていたんだ・・・

一転今日は良い天気に。こんな日はあては無いが漁港巡りが面白い。
ハズレが多いが期待を込めてハンドルを握る。

しばらく走るとフロントガラス越しに魚港が見えてきた。 
すると船と船の間から覗く視界に何かがポツンと・・・アビだ。
それほど珍しくは無いが、かと言っていつでも会える事も多くは無い。
当たりクジを引いたような小さな嬉しさが沸いてきた・・・
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上下ともアビ成鳥冬羽(06/03/04撮影)


こうなると漁港巡りは楽しくなる。普段寄らない所もくまなく探索。
しかし後は空クジばかり・・・
昼も近くなり諦めかけた頃、2回目の当たりがやってきた。
今度はオオハムとクロガモが迎えてくれた。なんと幸運な・・・

暖かな陽気の中撮影も一段落して船着場のコンクリートに腰をおろした。
そして両手を地面につけると、暖かさが伝わってきた。 
海の季節感は山ほど顕著ではないがちょっとした春を感じた。

そして3度目の当たりを引きに 僕は窓を半分だけ下げて車を走らせた・・・
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上下ともクロガモ(06/03/04撮影)

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上下ともシロエリオオハム冬羽(06/03/04撮影)
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  by koichi_78 | 2006-03-06 20:48 | 海鳥

次の出会い

早朝から激震の走った日曜日の昼下がり。オガワコマドリには十分堪能させてもらい、
次の出会いへと車を走らせた・・・
直線距離にして200キロはあろうか次の現場。それでも2時間弱で無事到着した。
目的の鳥にもすぐ会うことが出来たが天気が今一。今にも降ってきそうな空模様の中で
の撮影となった。

午前の部とは打って変わってこちらは人気の無い休日の港。居るのは私と野良犬と
小さな港に浮かぶ彼だけだった・・・
それでもここら辺ではそう滅多にお会い出来る者ではないので、出会いに感謝しつつ
高ぶっていた気持ちを冷たい海風がクールダウンさせてくれた頃、帰路へとついた・・・
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ハシジロアビ(06/02/19撮影)
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  by koichi_78 | 2006-02-21 17:15 | 海鳥

海へ

今度は先日のハシブトウミガラスに変わり、ただの?ウミガラスに会いに海へ・・
確かによく見ると、少し体の配色と嘴の違いがわかるが数百メートルも離れて
いたのでは・・・
今回は運良く会えたけど、ハシブトみたいに港内にヒョッコリなんてまず無いカナ・・・
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ウミガラス(06/01/28撮影)
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  by koichi_78 | 2006-01-29 21:50 | 海鳥

初撮り

正月早々に珍鳥2種と言う好調なスタートが切れました。
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ハシブトウミガラス(1/3撮影)
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コスズガモ(1/4撮影)
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コスズガモ(1/7撮影)
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  by koichi_78 | 2006-01-05 08:56 | 海鳥

GW一鳥一会4/30-5/1

今日はやっと天気が崩れたおかげで?GW中に出会った鳥達を
整理できる。
鳥達だけでなく、色々な人達と出会う事ができた・・・
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オオハム  4/30撮影

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ウミアイサ♀ 4/30撮影

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タカブシギ 4/30撮影

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チュウシャクシギの塒入り 4/30撮影 この画像は一部だが、実際は数百羽はいた。

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コムクドリ♂ 5/1撮影 まさかシギチポイントで出会うとは、ラッキーだった。

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オグロシギ夏羽 5/1撮影

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ムナグロ 5/1撮影
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  by koichi_78 | 2005-05-06 16:57 | 海鳥

小さな漁港

当てもなく、海辺を彷徨っていたら
小さな漁港にたどり着いた。
外海の表情とは違い、波など立つ気配も無いプールのようだ。
その中を少し控えめに泳ぐ一羽の海鳥が居た。
人を怖がらないのか、又は餌を探すのに夢中なのか、
一応カメラ目線をくれたが、こちらの事など眼中にないようだった。

漁の結果はどうだったのだろうか?
小さな漁船は既に陸に上げられ、少し寂れたこんな小さな漁港
の中に、こんな訪問者一羽いるだけでも
一輪の花のように雰囲気のある光景に思えるのは
僕だけではないだろう・・・
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アビ(4/23撮影)
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  by koichi_78 | 2005-04-24 22:11 | 海鳥

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